不動産業界の闇!教えて!
【不動産売買 動画】
いつもYouTubeをご覧いただき誠にありがとうございます。今回の質問コーナーは不動産業界の闇について!ちらっとその一部をご紹介いたします。
【質問】不動産業界の闇!教えて!
囲い込み
不動産売買の仲介を行う業者というのは売買が成立した際
売買価格×3%+6万円+消費税を仲介手数料として頂戴するのが一般的です。
この仲介手数料は買主を見つけた業者は買主から。
売主を見つけた業者は売主からそれぞれ請求します。
どちらか片方から仲介手数料を頂くことを”片手”。
売主と買主を両方見つけた業者は双方から仲介手数料を頂くのですが
これを”両手”。
この様な業界用語を使って表現します。

当然仲介業者はより多くの利益を求めて”両手”を目指します。
問題になった”囲い込み”というのは仲介業者が”両手”を成立させる為に他社から購入希望者の紹介があった際 実際はその物件は売れていないのに”既に売れてしまいました”嘘を付いたり”買主さんに確認しましたがそのお客様には売りたくないようなのでその購入希望者さんはお断りして下さい”と嘘をつき 自社で購入希望者を見つけるまで不動産を売ろうとしない。
この様なやり取りが不動産業界では長らく問題視されていましたね。

両手を了承する売主さんの心情
先程囲い込みは無くなりつつあるという解説をしましたが 今でも各不動産ポータルサイトをみていると両手の売買しかしませんという意味で”末端ユーザーしか受け付けません”と説明書きされている物件もありますよね。
これって堂々と両手宣言をしているわけですが こういった業者を通して売買をする大家さんはどういう心情だと思いますか?
確かにそういったケースもありますね。
例えばグループ企業が売買の仲介をしている場合ですとか仲介をしているのが親戚関係や過去にお世話になった人など売主さんと仲介会社の関係次第では「両手でもいいよ」とおっしゃる売主さんもいらっしゃると思いますね。
一般媒介は売主が複数の仲介会社に依頼をして幅広く買主を募る方法です。
専任媒介と専属専任媒介は1社にのみにしか依頼が出来ない方法です。
契約期間も平均3ヶ月程なのでその分仲介会社も力を入れて買主さんを探してくれます。

問題になっている”抜き”というのは 専任媒介契約・専属専任媒介契約をしている大家さんに対して契約をしていない別の不動産業者が「仲介手数料は要らないのでウチを通して売ってくれませんか?」と交渉をしてくる行為の事です。
大家さんからすれば「仲介手数料かからないの?ラッキー!」と思われるかもしれませんが この甘い誘惑に負けてしまうと後々本当にひどい目に合うことが多いです!
具体的には専任媒介契約・専属専任媒介契約を結んでいた会社に仲介手数料と同等の違約金を払わなければならなくなったりします。
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