同じアパート
なのに
家賃が違う！
住んでるアパートが
家賃下がってる！！
【入居 トラブル 動画】

まずは結論からお伝えします

現在の家賃が自動的に下がることはありませんが、交渉によって見直しのきっかけになる可能性はあります。

家賃は基本的に「契約時点の取り決め」に基づいているため、他の部屋の募集金額に合わせて自動的に変更されることはありません。

ただし、丁寧に相談していただければ、オーナー様や管理会社が状況を踏まえて検討するケースもあります。

家賃は「契約時の条件」で決まっている

「現在のお部屋の家賃は、入居時にご本人とオーナー様・管理会社の間で結ばれた賃貸借契約に基づいて設定されています。

そのため、入居後に同じ物件内で家賃が下がって募集されていたとしても、契約中の家賃が自動的に下がることはありません。

これは、たとえばスーパーで商品を定価で購入した後にタイムセールが始まり、同じ商品が割引になっていても「差額を返してほしい」とは言えないのと同じ仕組みです。

それでも相談してみる価値はある

「それなら諦めるしかないのか…」と思われるかもしれませんが、丁寧に相談することで対応してもらえる可能性もあります。

たとえば、

このような状況であれば、オーナー様が「家賃を少し見直してでも、長く住んでもらいたい」と判断するケースもあります。
交渉次第では、家賃の調整に応じてもらえる可能性があるのです。

募集家賃が安い理由とは？

「同じアパートなのに、どうしてこんなに家賃が違うの？」と感じる方も多いですが、実際には部屋ごとに条件や背景が大きく異なることがよくあります。

主な理由は以下の通りです。

🏢 建物・部屋の構造的な違い

・ 平米数の違い：同じ1Kでも21㎡と25㎡では家賃が異なります

・ 階数：1階よりも2階・3階の方が人気があり家賃が高くなる傾向があります

・ 角部屋かどうか：日当たり・通風・窓の数に違いがあり、角部屋は高めに設定されやすいです

・ 眺望や騒音の有無：通り沿い・線路沿いの部屋はやや家賃が低めになることがあります

🛠 室内設備・仕様の違い

・ エアコン・照明・温水洗浄便座などの有無

・ クロスや床のリフォーム履歴の有無

・ インターネット無料対応かどうか

・ 家具家電付きかどうか

設備の有無や状態によって、家賃に差が出ることは非常に多くあります。

⚠ 特殊な事情があるケース

・ 事故物件（心理的瑕疵）である可能性

・ 現場貸し（修繕やクリーニングをせずに、現在の状態のまま貸し出す）

・ ペット不可・喫煙不可など制限付きの条件

・ 早期成約を狙った一時的な値下げ

・ 築年数の差や耐震基準改正前後の建物での評価差

こうした事情がある部屋は、通常よりも安く設定されていることがあります。

💼 契約条件の違い

・ 敷金・礼金の金額

・ 保証金が高額に設定されている

・ 契約期間や更新料、解約違約金の有無

初期費用や契約条件が厳しければ、その分月額家賃が安くなるケースもあります。

ご相談時のポイント

家賃について相談される場合は、感情的に伝えるのではなく、丁寧に・冷静にお話しいただくことが大切です。

当社ではこうしたご相談を毎年何件も受けており、内容を確認のうえ、必要に応じてオーナー様に報告・対応をご相談しております。