自宅購入時に
必要な書類
【不動産売買 動画】

【必要書類①】

1-1. 身分証明書

運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどが該当します。これは以下の場面で使用します。

・融資手続き：金融機関で本人確認の際に必要です。
・所有権移転手続き：司法書士が登記を行う際に確認します。

1-2. 収入証明書

金融機関の融資審査で提出する書類です。給与明細や確定申告書を準備し、買主の収入を証明します。

1-3. 住民票

融資手続きで住所確認が必要なため、金融機関に提出します。

1-4. 印鑑証明書

登録した実印の証明書で、融資契約と所有権移転手続きの2回使用します。余裕を持って準備しましょう。

1-5. 源泉徴収票

源泉徴収票は収入証明書と同等の役割を果たし、金融機関から融資審査で求められることが多い書類です。給与以外にも複数の収入がある場合や、自営業の方には特に重要です。原則3年分を準備するのが一般的です。

1-6. 納税証明書

税金の滞納がないことを証明する書類です。金融機関の融資審査では未納がないことが求められるため、提出が必須となります。

1-7. 融資承認通知書

売買契約の際、特にローン特約付き契約では、融資承認が下りたことを証明する書類で、売主から求められることが多いです。金融機関に依頼して発行し、手数料は3万円から5万円（税別）ほどが一般的です。

1-8. 実印

契約時に使用する重要な印鑑です。印鑑証明書と共に使用しますので、事前に準備しておきましょう。

【必要書類②】

2-1. 重要事項説明書（重説）

購入前に不動産業者から説明される書類で、物件の権利関係や注意点が記載されています。内容に納得の上で署名・捺印し、受領します。

2-2. 売買契約書

売買契約の正式な証拠として、署名・捺印して受け取ります。購入者としての権利義務を確定させるもので、契約証明として印紙代も必要です。

2-3. 固定資産税納税通知書（コピー）

売主が所有していた期間の固定資産税や都市計画税の支払い状況が記載されており、日割り計算で支払うための参考資料です。

2-4. 土地測量図・境界確認書

土地の境界を確定するための図面で、「測量渡し」と契約書に記載されている場合に受け取ります。売主から提供されますが、契約内容によって異なる場合もあります。

2-5. 建物図面や設備概要書

物件の構造や設備について記載された書類です。新しい物件では準備されていることが多いですが、築年数が経過した物件では書類がないこともあります。

2-6. 住宅ローン契約書

金融機関から交付されるローン契約書で、借入内容を確認し、大切に保管しておきましょう。

2-7. 保証書やメンテナンス情報

エアコンや給湯器、システムキッチンなどの設備に関する保証書、または過去のリフォーム履歴を引き継ぎます。特にリフォーム履歴については、通常、個人の方が帳簿をつけることは少ないですが、リフォーム会社や建築会社から発行された見積もりなどが残っている場合、それらを受け取れることもあります。設備の管理や今後のメンテナンス計画に役立ちます。

2-8. 火災保険証

火災保険や地震保険に加入すると、保険会社から証書が送付されます。住宅ローンを組む際、火災保険への加入が義務づけられることが多いため、保管しておきましょう。