アパート購入時に
必要な書類
【不動産売買 動画】
いつもご覧いただきありがとうございます!今回のテーマは「アパート購入時に必要な書類」についてです。
アパートや賃貸物件を購入する際には、買主様が事前に準備する書類と、購入手続きの中で売主や不動産業者から受け取る書類の2種類の書類が必要です。不動産購入が初めての方でも、スムーズに手続きを進められるよう、以下に詳細を解説します。
アパート購入時に必要な書類【不動産売買 動画】
こちらの記事は上記動画の解説記事となっております!
【必要書類①】
1. 買主様が準備する書類
購入時に買主様が揃えるべき書類です。金融機関や法務局、契約時の手続きに必要なため、漏れなく準備を整えましょう。
1-1. 身分証明書
運転免許証やマイナンバーカードなどで本人確認を行います。以下の場面で必要です。
・融資手続き:金融機関で本人確認の際に必要です。
・所有権移転手続き:司法書士が登記を行う際に確認します。
1-2. 収入証明書
金融機関の融資審査のために提出する書類です。給与明細や確定申告書が該当し、返済能力を確認するために使用されます。
1-3. 住民票
住所確認のため、融資手続きに必要です。
1-4. 印鑑証明書
公的に登録された実印を証明するもので、融資契約時と所有権移転時の2回必要です。
1-5. 源泉徴収票
収入証明書に加え、給与以外の収入がある場合などに求められることがあります。特に複数の収入源がある場合、準備しておくと安心です。
1-6. 納税証明書
税金の滞納がないことを証明するため、融資審査の際に提出します。滞納があると審査に影響を及ぼすため、必ず準備しましょう。
1-7. 融資関連書類
金融機関が準備する書類で、買主様が用意する必要はありませんが、確認の上で提出することになります。
1-8. 融資承認通知書
売買契約の際、融資の承認が下りたことを証明する書類です。ローン特約付きの契約の場合、売主から求められることが多いです。金融機関によって発行手数料が異なり、3万円から5万円(税別)が一般的です。発行依頼を金融機関に行い、受領します。
1-9. 実印
契約締結の際に使用する実印を準備しましょう。印鑑証明書と合わせて使用します。
【必要書類②】
2. 買主様が受け取る書類
購入手続きの中で、売主や不動産業者から受け取る書類です。物件管理や運営に役立つ情報が含まれています。
2-1. 重要事項説明書
購入前に不動産業者から内容を説明される書類で、物件の権利関係や重要事項が記載されています。内容に同意し署名・捺印すると交付されます。
2-2. 売買契約書
売買契約の証明書で、正式に契約を締結する際に署名・捺印し交付されます。購入の基本となる書類です。
2-3. 賃貸借契約書
入居者がいる物件では、賃貸借契約を引き継ぐ必要があるため、その契約内容を把握します。入居者の契約状況を確認し、大家としての義務を把握しておきましょう。
2-4. 固定資産税納税通知書(コピー)
売主が所有していた間の固定資産税や都市計画税の支払い状況を確認できる書類で、費用の分担や調整に役立ちます。
2-5. 土地測量図・境界確認書
「測量渡し」と契約書に記載されている場合に受け取ります。土地の境界を確定するための図面で、契約内容に基づき売主から提供されます。
2-6. 建物図面や設備概要書
物件の構造や設備についての内容が記載された書類です。売主が保管していれば受け取ることができますが、古い物件の場合、書類がないこともあります。
2-7. アパートローン契約書
金融機関でローンを組んだ場合、契約書が交付されます。ローンの内容を確認し、大切に保管しておきましょう。
2-8. 保証書やメンテナンス情報
エアコンや給湯器など、物件設備に関する保証書や修繕履歴を引き継ぎます。設備管理や修理に役立つ情報です。
2-9. 火災保険証
火災保険や地震保険に加入した際、保険会社から発行される証書です。ローンを組む場合、火災保険の加入が義務づけられることも多く、購入後の物件保護に役立ちます。
まとめ
アパートや賃貸物件購入時には、買主様が準備する書類と受け取る書類の双方が必要です。事前に必要な書類を整え、不動産購入に伴う情報をしっかり確認することで、安心して取引を進められます。不動産管理会社として、購入がスムーズに進むようサポートさせていただきますので、ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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