バイクは
駐輪場に
停めていい?
【入居 トラブル 動画】
いつもYouTubeをご覧いただき誠にありがとうございます。今回は視聴者から届いた質問にお答えする質問コーナー! 今回のテーマは『駐輪場にバイクや原付を置いてもいい?』です!
入居者様から「駐輪場にバイクや原付を置いても大丈夫ですか?」というお問い合わせを多くいただきます。物件ごとに異なるため、オーナー様の方針や建物の設計状況によって判断されます。ここでは、物件ごとのルールや対応策について、具体的なエピソードを交えながら解説いたします。
[質問コーナー]バイクは駐輪場に停めていい?【入居 トラブル 動画】
こちらの記事は上記動画の解説記事となっております!
1.オーナー様の方針により異なる
バイクや原付の駐車は物件のオーナー様の方針に従います。バイク専用の駐車スペースが設けられている物件や、設計時に自転車とバイクの駐輪スペースが分けられている場合は、バイクや原付の駐車が許可されていることがあります。
2.物件の新旧による違い
近年建てられた物件では、最初からバイク置き場が設置されていることが多いですが、5〜10年前に建設された物件ではバイクや原付の駐車を考慮していないケースも見受けられます。
3.安全面のリスク
バイクや原付の駐車に関して最も重要なのは安全面です。バイクのマフラーは非常に高温になるため火傷などのリスクがあり、管理会社やオーナー様は事故防止のためにバイクの駐車を制限する場合があります。
ある物件で、駐輪場に停められていたバイクのマフラーに子どもが触れて火傷を負った事故がありました。このようなリスクを回避するため、駐輪場にはバイクを置かないという方針をオーナー様にご提案し、専用のバイク置き場を設置することになりました。
4.スペースと重量の問題
バイクや原付は自転車よりも重く、70〜100kgを超えることがあります。万が一倒れた場合、特に子どもが巻き込まれると大きな事故につながる可能性があります。また、バイクはスペースを多く占有し、他の入居者様に迷惑をかけてしまう場合もあります。
ある物件で、駐輪場に停められていたバイクが倒れ、近くにいた子どもが打撲を負う事故が発生しました。この経験から、バイクの駐車については安全面を優先し、専用の駐車スペースを設けるべきだと感じました。
5.ルールの徹底
バイクや原付の駐車を許可する場合でも、入居者様に対して明確なルールを設定し、事故やトラブルを未然に防ぐことが大切です。契約時にしっかりと駐車に関するルールを説明し、徹底する必要があります。
ある物件では、オーナー様が入居者様の増加を図るため、特例としてバイクの駐車を許可していました。しかし、満室になると駐輪場がすぐにいっぱいになり、トラブルが発生。最終的にバイク専用のスペースを設けることで解決しましたが、最初からルールを明確にすることの重要性が再認識されました。
6.駐車場がない場合、もしくは駐輪場しかない場合の対応
物件によってはバイク用の駐車場がなく、駐輪場しかない場合があります。このようなケースでは、オーナー様が「駐輪場には自転車以外は停められない」というルールを入居時に明確に伝えることが重要です。
以前は入居者様のモラルに任せることが多かったのですが、ルールをあやふやにすることでトラブルが発生していました。現在では駐輪場に関するルールを事前に決め、入居時にしっかりと説明を行うことで、こうした問題を未然に防げるようになりました。
どうしてもバイクを停めたい場合の対策
もし入居者様がどうしてもバイクや原付を置きたい場合は、以下の3つの対策をご検討ください。
1.敷地内のバイク用駐車場や車用の駐車場を契約する
物件内にバイク専用の置き場や車用駐車場がある場合、そちらを利用するのが最も安全です。
2.近隣の駐車場やバイク置き場を利用する
物件周辺にあるバイク専用駐車場やバイク置き場を探し、契約して利用する方法もあります。
3.バイク専用コンテナやバイクパーキングを利用する
バイク専用のコンテナやパーキングは防犯面でも優れています。近隣にこうした施設がある場合はぜひご利用ください。
まとめ
不動産管理会社としては、バイクや原付の駐輪場利用は安全面やスペースの問題から基本的に推奨しておりません。特に、駐輪場しかない物件やバイク専用の駐車場がない場合にはルールを明確に設定し、入居者様に徹底することが重要です。事故やトラブルを防ぐため、専用のバイク置き場や近隣の駐車場、バイク専用コンテナなどをご利用いただくことをお勧めします。快適で安全な生活環境を維持するため、物件ごとのルールを確認し、オーナー様や管理会社と事前にご相談ください。
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