フリーランスでも
入居審査は
通る?
【入居 トラブル 動画】
いつもご覧いただきありがとうございます!今回は「フリーランスでも入居審査は通る? 賃貸の入居審査で不利になりやすい職業とは?」についてです。
「正社員からフリーランスに転身したけど、次の引っ越し先の審査が通るか不安…」
そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
近年はWEBデザイナーやライターなど、在宅や個人で働く方が増えています。
しかし、賃貸の入居審査では「安定した収入があるかどうか」が重視されるため、
働き方によっては不利になってしまうケースもあります。
特に、正社員や公務員のように安定した給与所得がない職業では、
金融機関や大家さんから「継続的な家賃支払いの見通しが立ちにくい」と判断されることがあります。
つまり、「正社員・公務員以外の職業」が審査において不利とされやすい傾向があるのです。
とはいえ、職業によって「絶対に通らない」というわけではありません。
提出する書類や収入の証明方法を工夫することで、フリーランスでも十分に審査に通ることが可能です。
今回は、賃貸物件を借りる際に知っておきたい、
「入居審査で不利になりやすい職業」とその対策を、不動産管理の現場目線でわかりやすく解説します。
フリーランスでも入居審査は通る?【入居 トラブル 動画】
こちらの記事は上記動画の解説記事となっております!
📩 視聴者からのご質問
今回のご質問は視聴者の方からいただきました。
「現在WEBデザイナーとしてフリーランスをしています。
8年前から住んでいる賃貸物件を引っ越す予定なのですが、
正社員からフリーランスに転身したため、
新しい家の入居審査に通るか不安です。
賃貸の入居審査で “職業が不利” になることはあるのでしょうか?」
このようなご相談は、最近特に増えています。
在宅ワークやフリーランスという働き方が広まる中で、「正社員じゃないけど大丈夫かな?」と心配される方も多いのではないでしょうか。




🏠 不利になりやすい職業の特徴とは?
結論から言うと、入居審査で不利になりやすいのは、
「収入の安定性が確認しづらい職業」です。


つまり、「正社員・公務員以外の職業」(=フリーランス・個人事業主・夜職など)では、
収入の変動リスクが高いため、どうしても審査が慎重になります。




具体的には、次の2つのケースが代表的です。
① 個人事業主・フリーランスの方
例えば、WEBデザイナー、ライター、映像クリエイターなどの個人事業主の方。


会社員と違って毎月の給与が保証されていないため、
「継続的に家賃を支払っていけるか?」を判断するのが難しいのです。




・ 規模の小さい個人事業主(1〜2人程度の経営など)は収入が不安定になりやすい




・ 急な仕事減少や契約終了による収入変動リスクがある
・ 給与証明などの定期的な書類を提出しにくい
ただし、事業が軌道に乗っており、確定申告書や納税証明書で安定した収入を証明できれば、
将来の生活費や教育費も見据え、安心して返済できる範囲でプランを立てましょう。
② 夜職・ナイトワーク関係のお仕事
いわゆる「夜のお仕事」(クラブ・ラウンジ・キャバクラなど)も、
収入の波が大きい職種のひとつです。




・ 勤務形態が非正規や個人契約であることが多く、収入証明が出にくい
・ 雇用証明書や給与明細が不十分な場合、家賃支払い能力を証明しづらい
・ 一部の業種では、保証会社の審査が厳しくなる傾向もある


ただし、同じ「夜職」でも、
給与明細が定期的に発行されている方や、
源泉徴収票などで安定収入を示せる場合は問題ありません。
💡 職業よりも「安定した収入の証明」が大事!
管理会社や大家さんが重視しているのは、
職業の種類そのものよりも「収入が安定しているかどうか」です。




フリーランスや自営業でも、
以下のような書類が提出できると審査に通りやすくなります。
・ 確定申告書(直近1~2年分)
・ 所得税の納税証明書
・ 直近数か月分の入金履歴(通帳コピーなど)
・ 取引先との契約書
こうした資料で「安定した収入がある」ことを示すことができれば、
正社員でなくても十分に審査を通過できるケースは多くあります。
💬 審査が不安な方におすすめの対策
「正社員・公務員以外の職業」(=フリーランス・個人事業主・夜職など)の方でも、
次のような対策を取ることで、審査通過率を高めることができます。




✅ 対策①:一度「所属」を持ってからフリーランスとして申請する
💡 メリット
フリーランスとして活動している方の中には、「好きな仕事で生きていきたい」「独立して自由に働きたい」という強い想いを持つ方が多くいらっしゃいます。
ただし、審査の現場では「収入が安定しているかどうか」が重要視されるため、独立直後の段階では不安定と見られやすいのが実情です。




そのため、いきなりフリーランスとして申請するよりも、
一度どこかの会社や団体に “所属” しておくことをおすすめします。
例えば、
「契約社員」や「正社員」として一定期間在籍し、安定収入を確保してから引っ越しを行う。
そのうえで、副業としてフリーランスを続ける形にしておけば、審査上の信用度が高まります。






審査担当者から見ても、
「所属がある=収入が継続して入る」という印象を持ちやすいため、通りやすくなる傾向があります。
完全歩合制のような契約でも、名目上「勤務先」があるだけで大きな違いになります。






そして、フリーランスの仕事が軌道に乗り、
収入が安定してきた段階であれば、次の更新や転居時には “フリーランス一本” でも十分通るケースが多いです。




つまり、
「まずは正社員として所属し、その安定を実績として見せた上で、フリーランスとして次の入居審査に臨む」
という流れが、非常に現実的で確実な方法です。
✅ 対策②:連帯保証人や家賃保証会社を利用する
💡 メリット
保証会社の利用を選べば、職業よりも「支払い実績」や「信用情報」が重視されます。
フリーランスの方でも、家賃支払いに遅れがないことを示せば、十分に通過可能です。
✅ 対策③:家賃を収入の3割以内に抑える
💡 ポイント
収入に対して家賃が高すぎると、どんな職業でも審査に通りにくくなります。
「年収の約3分の1以内」を目安に物件を探すと安心です。
まとめ
入居審査で不利になりやすい職業はありますが、
一番大切なのは「安定した収入を証明できるかどうか」という点です。


💡 管理会社スタッフよりひとこと
入居審査で大切なのは、職業の肩書きよりも「支払い能力の継続性」です。
フリーランスの方でも、きちんと書類を整えておけば問題なく通るケースは多いです。
もし「収入が不安定で審査に通るか心配…」という方は、
事前に保証会社を利用するか、収入証明を整えておくとスムーズです。
当社では、フリーランス・個人事業主の方でも安心して入居できるサポート体制を整えております。
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