残置物があると
退去立ち会いは
どうなるの?
【動画】
いつもご覧いただきありがとうございます!
今回のテーマは「退去立ち会いのときに、部屋に残置物があったらどうなるのか?」についてです。
「まだ引っ越し作業中で、少し物が残っているけど、退去立ち会いはできる?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実はこれ、トラブルになりやすいポイントなんです。
今回は、不動産管理会社のプロの目線で、残置物があるときの対応や注意点をわかりやすく解説します!
残置物があると退去立ち会いはどうなるの?【動画】
こちらの記事は上記動画の解説記事となっております!
「残置物(ざんちぶつ)」とは?
残置物とは、退去時に入居者が置きっぱなしにしている私物のことです。
たとえば…
・ ダンボールや家具
・ 家電製品
・ カーテンや生活雑貨など
これらは、たとえ少量でも「残置物」とみなされます。


残置物があると退去立ち会いできない
退去立ち会いは、「部屋の状態を正確に確認するための作業」です。
そのため、残置物があると以下のような支障が出てしまいます。
・ 床や壁のキズが確認できない
・ 汚れや破損の判断がつかない
・ 原状回復費用の見積もりができない
よって、原則として立ち会いはお断りし、日程の再調整となります。


少しだけ残っている場合はどうなる?
状況によっては、一部の軽微な残置物(例:椅子1~2個、段ボール2~3個程度)であれば、その場でどけていただくことで、立ち会いを実施できるケースもあります。
ですが、あくまで担当スタッフの判断次第。
「少しなら大丈夫」と自己判断せず、すべて撤去した状態で立ち会いに臨むのが安心です。


退去立ち会いは、引っ越し完了後に
よくあるトラブル例
・ 引っ越し業者の遅延
・ 雨や雪など悪天候
・ トラックが停められない など
こうした事態で引っ越しが終わらないと、立ち会いも延期→家賃も追加発生ということに。
▶おすすめのスケジュール
・ 引っ越し:○月○日 午前中
・ 退去立ち会い:その翌日以降
「退去立ち会いは、引っ越し完了後に」これが鉄則です!


電気・水道は止めないで!
中には「前日に電気・水道を止めてしまう方」もいらっしゃいますが、避けていただきたい行為です。
なぜなら、立ち会いでは以下のようなチェックが必要になるからです。
・ 照明・スイッチ・換気扇などの動作確認
・ 水漏れの有無や水栓のチェック
電気・水道が使えないと、正確な確認ができず、後からトラブルになることも…。
入居者様自身を守るためにも、退去立ち会いが終わるまではライフラインは通しておきましょう!


まとめ
【入居者様へのお願い】
スムーズな退去立ち会いを行うために、以下の点をぜひご協力お願いいたします。
. 退去立ち会い前に、すべての残置物を撤去する
. 引っ越し完了後に、立ち会い日を設定する
. 電気・水道は立ち会い終了まで通電・通水しておく
これらを守っていただくことで、余計な費用や再調整の手間を避けることができ、入居者様ご自身を守ることにもつながります。
今後退去を予定されている方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
ご不明点がある場合は、お気軽に管理会社までご相談ください。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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