賃貸アパートの
PS扉に荷物!?
置き配トラブルの
解決法を解説!
【動画】
いつもご覧いただきありがとうございます!
今回のテーマは「置き配トラブル急増中!PS扉に荷物を置いてはいけない理由」についてです。
「ネット通販をよく利用するけど、最近“置き配”の指定場所が問題になることがあるって聞いて…」
そんなお悩み、賃貸物件にお住まいの方なら、身近に感じる方も多いかもしれません。
便利な置き配ですが、置く場所を間違えると重大なトラブルや設備故障に繋がる可能性があるんです。
実はこれ、トラブルになりやすいポイントなんです。
ここに荷物を置いてしまったことで、水道・電気・ガスなどの設備点検ができず、業者から苦情や対応要請が相次いでいます。
実はこのPS扉、入居者が自由に使って良い「占有部」ではなく、建物全体で使用される「共用部」なんです。
今回は、PS扉の正しい役割や占有部と共用部の違い、
そして置き配トラブルを防ぐためのポイントを、実際の管理会社目線でわかりやすくご紹介します。
賃貸アパートのPS扉に荷物!?置き配トラブルの解決法を解説!【動画】
こちらの記事は上記動画の解説記事となっております!
占有部と共用部の違い
まず賃貸物件では、大きく分けて「占有部」と「共用部」があります。
・ 占有部:入居者が家賃を支払って使用している専用スペース。
例:お部屋の中
・ 共用部:建物全体で使う部分。
例:廊下、階段、バルコニー、PS扉など
この「PS扉」も共用部にあたり、個人の判断で荷物を置いたり使用したりする場所ではありません。


PS扉の中には何がある?
PS扉(パイプスペース)には、以下のような設備が設置されています。
・ 電気メーター
・ ガスメーター
・ 水道メーター
・ 配管・配線設備
つまり、水道局や電力会社、ガス会社、管理会社が点検や検針のために使うスペースなんです。


なぜ荷物を置くといけないの?
PS扉に荷物を置いてしまうと、次のようなリスクがあります。
・ ⚠ 点検や修理ができず、安全確認に支障が出る
・ ⚠ 重たい荷物でメーターや配管が破損する可能性
・ ⚠ 火災や水漏れなどの緊急時、対応が遅れ被害が拡大
特に災害時には、メーターの操作が必要になることもあり、荷物が邪魔になると生命に関わる事態にもつながりかねません。


入居者がPS扉を使っていい場面は?
1. ガス給湯器の安全装置が作動してお湯が出なくなった時
→ ガスメーターのリセット操作が必要になることがあります。
2. 水道代が急に高くなった時の確認
→ 水漏れなどの確認でメーターを見たい時。
これら以外の用途で開けたり、置き配に使ったりすることは、原則禁止とお考えください。


管理会社からのお願いと対応方針
私たち管理会社では、こうしたトラブルを防ぐために次の対応を行っています。
・ ✅ PS扉への置き配を確認した場合は注意喚起
・ ✅ 荷物の撤去をお願いする場合もあります
・ ✅ 匿名でも構いませんので、見かけた際はご一報ください
共用部に荷物を置くことは、他の入居者の安全を脅かすリスクにもなります。
どうかご協力をお願いいたします。


まとめ
置き配の便利さが広がる一方で、PS扉(パイプスペース)に荷物を置くことは重大なトラブルの原因になる恐れがあります。
. PS扉は占有部ではなく共用部であり、入居者が自由に使える場所ではありません
. 中には電気・ガス・水道などの重要な設備が設置されており、点検・緊急対応の妨げになる場合があります
. 災害や事故時には、人命に関わるリスクに発展する可能性もあります
そのため、置き配は必ず玄関前など、明確に許可された場所を指定してください。
また、PS扉を不適切に使用している様子を見かけた場合は、匿名でも構いませんので、管理会社または大家さんへご連絡ください。
私たち管理会社も、安心・安全な住環境を守るため、引き続き注意喚起や対応に努めてまいります。
入居者の皆さま一人ひとりのご理解とご協力が、快適な暮らしを支えます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
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