「リースバック」
契約の落とし穴に
ご注意ください
【不動産売買 動画】
いつもご覧いただきありがとうございます!今回は「リースバック契約の落とし穴と注意点」についてです。
「最近、不動産会社から“家を売っても住み続けられますよ”と提案された…」
そんな経験や話を聞いたことはありませんか?
一見便利そうに見えるこの仕組みですが、大きな損失や将来の住まいを失うリスクが潜んでいます。
この記事では、
・リースバックとは何か?
・なぜ危険なのか?
・実際のトラブル事例
・もし契約してしまったらどうする?
について詳しく解説します。
「リースバック」契約の落とし穴にご注意ください【不動産売買 動画】
こちらの記事は上記動画の解説記事となっております!
リースバックとは?仕組みを簡単に解説
リースバックとは、自宅を一度売却し、そのまま賃貸契約を結んで住み続ける仕組みです。
・ 自宅を売る → 売却代金を受け取る
・ 同時に賃貸契約をして、同じ家に住み続ける
「まとまったお金が入る」
「引っ越し不要」
そんなイメージから、特に高齢者に人気だと宣伝されます。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。


実際にあった恐ろしい事例
ある70代女性のケースをご紹介します。
お金に困っていなかった彼女ですが、ある日突然、不動産業者が訪問し、
「今なら高く売れます」
「売っても住めます」
と、しつこく営業を受けました。
結果、
・ 自宅の価値:約2,000万円
・ 売却価格:1,000万円(相場の半額!)
・ 家賃:月10万円
を契約してしまったのです。
計算すると、8年で家賃は1,000万円。
つまり、もらったお金はあっという間になくなり、その後は住む場所がなくなるのです。




なぜリースバックは危険なのか?
リスクの理由は以下の通りです。
・ 相場より安い価格で売却されるケースが多い
・ 新たに毎月の家賃負担が発生する
・ 長生きすればするほど、住めなくなるリスクが高まる
・ 一度引き渡すと、契約解除はほぼ不可能
今回の女性は、引き渡し前だったため、違約金300万円を払って解約できましたが、これは本当に幸運なケースです。




リースバックは「売買+賃貸」契約
「リースバック」という名前に惑わされないでください。
実態は 不動産の売買契約と賃貸借契約を同時に結んでいるだけです。
つまり、売った家は完全に自分のものではなくなるということ。
この事実をしっかり理解しないまま契約するのは非常に危険です。


CMでよく聞く「リバースモーゲージ」も注意!
テレビCMや有名企業の広告で「安心」「安全」とアピールされる制度もあります。
「リバースモーゲージ」や「リ・バース60」など、似た名前の仕組みがありますが、
どれも契約内容をよく理解せずに進めると、将来大きなリスクを抱えることになります。


もし契約してしまったら?
まだ引き渡し前であれば、取り消しできる可能性があります!
すぐに専門家や信頼できる管理会社に相談してください。
当社LEAFでは、こうしたトラブルのご相談も対応可能です。
「契約してしまった…」という場合でも、諦めないでください!


まとめ
・ リースバックは便利そうに見えて、リスクが大きい!
・ 高齢者を狙う悪質な営業が急増中
・ 相場より安く売らされ、家賃で資金はすぐ消える
・ 契約後は取り消しが困難なので、早めの相談がカギ
少しでも不安を感じたら、専門家に相談することが最善策です。
まずはお問い合わせを。
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