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A1. |
太陽電池は半導体の一種であり、太陽の光エネルギーを直接電気エネルギーに変換するもので半導体に光を照射すると、内部に電気を帯びた粒子(正孔と電子)が発生する性質を利用したものです。 結晶系シリコンなどの一般的な太陽電池は、それぞれ電気的性質の異なるn型とp型の半導体を隣り 合わせに接触させた構造になっています。太陽電池に光が当たると、その光エネルギーは太陽電池内 に吸収され、プラスとマイナスを持った粒子(正孔と電子)を発生させます。マイナスの電気はn型シリコン側へ、プラスの電気はp型シリコン側へ集まります。これらを太陽電池の表面と裏面に付けた電極により取り出して、電球やモーターをつなぐと電流が流れます。これが太陽電池の原理です。 |
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A2. |
単結晶と多結晶では製造方法が異なります。単結晶シリコンの場合は、結晶の種を用いて、液状に溶かしたシリコンを徐々に固めて棒状の単結晶を引き上げます。多結晶は、鋳型に溶かした液状のシリコンを入れて一機に固めて作ります。そのため、単一の結晶ではなくたくさんの結晶の塊になっています。そのため、単結晶の方が品質が高く、高価です。多結晶は、比較的安く出来ますが、結晶粒間などでのロスが多く、単結晶に比べると品質が低くなります |
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Q3. |
HIT太陽電池はアモルファスを使っているので劣化しませんか? |
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A3. |
劣化しません。HITの発電層はアモルファス層ではなく、単結晶シリコン層です。ちなみに、光劣化するのは、アモルファス層が発電層である太陽電池です。 |
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Q4. |
HITは、多結晶に比べて低照度での発電性能が良いのはなぜですか? |
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A4. |
HIT太陽電池は多結晶に比べて接合の界面特性が良いためリーク電流が少ないので、低照度のような電流の少ない状態でもしっかり発電します。 |
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A5. |
東面や西面の屋根面へも設置できます。太陽電池モジュールは真南面で傾斜角度30°の時が最も積算発電電力量が大きくなりますが、※東西それぞれ45°の方位で約5%、真東・真西でも約15%しか低下しません。ただし、北面の場合積算発電電力量は大きく低下しますのでお勧めできません。※設置する地域によって異なります。 |
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A6. |
太陽電池は太陽光により発電はしますが、太陽電池自体に蓄電能力はありません。 |
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A7. |
表面がガラスで保護されているモジュールの場合、平均して20年以上の期待寿命があります。ただし設置場所、設置条件により異なります。 |
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A8. |
晴れの日よりも少ないですが発電します。曇りでは晴れの1/3〜1/10雨天では1/5〜1/20になります。 |
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A9. |
日の出、日の入、天候状態に合わせて自動運転しますので面倒な操作はありません。また売電、買電も自動的に行われます。 |
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A10. |
一般に住宅地区ではほとんど必要ありません。汚れの大部分は雨で洗い流されます。 |
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Q11 |
太陽電池が葉っぱなどのに覆われるとどうなりますか? |
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A11. |
太陽電池モジュールの一部に落ち葉・電柱等の影があると、その部分で抵抗が大きくなり、モジュール全体の瞬間発電電力は低下しますが、サンヨーの太陽電池モジュールは「バイパスダイオード機能」を備えていますので、影による発電量低下を最小限に抑えます。 |
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A12. |
太陽光発電システムの設置により、雷が落ちやすくなることはありません |
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