1分で学べる不動産用語_あ行【IVS】
IVS【あいぶいえす】(国際評価基準 こくさいひょうかきじゅん)
IVS(あいぶいえす)とは、不動産を含む資産の価値を評価するための国際的な基準です。「International Valuation Standards(国際評価基準)」の略称で、どの国でも同じ基準で資産の価値を評価できるように、国際的に統一されています。この基準は不動産だけでなく、すべての資産や負債が対象で、市場での価値を基準に物件の状態や収益性、他の似た物件との比較などを考慮して評価します。日本の基準とほぼ同じ考え方で、方法も一致しています。
例えば、不動産管理会社が大家さんの物件を資産として評価する際、IVSに基づけば市場の視点に立って公平な評価ができます。これにより、物件の収益性や賃料の適正な目安がわかるため、大家さんにとって安心して物件を運営するための参考になります。IVSによる評価は賃貸管理や賃料設定に役立ちます。