1分で学べる不動産用語_あ行【青田売り】

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青田売り【あおたうり】

青田売りとは、宅地や建物が完成する前に販売する手法で、新築マンションや戸建分譲住宅でよく用いられる販売方法です。売主には早期の資金回収や事業リスク軽減といったメリットがある一方で、買主にとっては完成前の仕様と実際の仕上がりの違いによるトラブルのリスクもあります。そのため、宅地建物取引業法では、未完成物件の売買契約には開発許可や建築確認後であること、手付金の保全、完成時の形状や構造の書面説明を義務付けるなど、買主保護の規定が設けられています。
不動産管理会社としては、青田売りの物件を活用したいと考える賃貸オーナー様からのご相談で、完成前に入居者募集を行う場合があります。この際には、完成予定図や仕様書を基に入居希望者に正確な情報を提供し、トラブルを防ぐためのサポートが求められます。

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