1分で学べる不動産用語_あ行【青地】
青地【あおち】
青地(あおち)とは、登記所に備え付けられた公図で青く塗られた部分を指し、国有地である水路や河川敷を示します。「青道」とも呼ばれ、本来は公共の用途に供されるため一般の宅地にはなりませんが、水路が廃止されるなどして青地を含む敷地に住宅や建物が建っているケースも少なくありません。
このような青地を含む物件を購入した場合、国からの払い下げ手続きを行うことで、正式な権利を取得しトラブルを防ぐことが推奨されます。不動産管理会社としては、物件の権利状況を確認し、オーナーや入居者が安心して利用できる環境を整えるとともに、必要な手続きやリスク回避をサポートする役割が求められます。