1分で学べる不動産用語_あ行【アトリウム】

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アトリウム【あとりうむ】

アトリウムは、ガラスやアクリル板などの透光性素材で屋根を覆った広場的な大規模空間で、「内部公開空地(こうかいくうち)」とも呼ばれます。主にホテルのエントランスや商業施設、オフィスビルの共用空間に設けられ、自然光を取り入れながら、快適で開放的な空間を演出します。
例えば、ショッピングモールでは、アトリウムを活用し明るく広々とした空間を作り出し、滞在時間を延ばす効果が期待されます。また、オフィスビルでは、エントランスホールに設けることで企業のブランドイメージを高め、来訪者やテナントに快適な環境を提供できます。
近年では、商業施設の再開発やリノベーションで導入し、施設価値向上を図る事例も増えています。一方で、維持管理の面では、ガラス屋根の清掃や空調コストを考慮する必要があり、適切な管理計画が重要です。

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